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日常日記

日々起こることを自分なりに考えていくブログ

Make America great Again

 

 

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去る11月9日世界中がひっくり返ったのではないだろうか。世界NO1の国アメリカに史上初めて政治家経験ゼロの大統領が誕生したからだ。間違いなくこの日はのちに歴史的な日として振りかえられることになると思うが、正に「現実は小説より奇なり」である。僕など完全な面白がり屋として生きているので昨夏トランプが大統領選へ出馬表明をしてその存在を知ってからというものトランプのあのはっきりした物言い、キャラクター、あらゆる批判にも決して屈しないファイティングスピリットにすっかり魅了され「隠れトランプ」(実はこの言い方には不満があるがそれは後で述べる)支持者であった(笑)

 

しかしこの間、メディア(この場合日本のメディア、それはアメリカリベラルメディアのコピー報道でしかなかったが)は常にトランプを極端な候補者、暴言王としか取り上げず昨年のちょうど今頃、ほとんどの外交評論家や専門家と称す人達はトランプは共和党の候補にすら選ばれないと異口同音、口をそろえていた。だが、いざ蓋を開けてみればトランプはブッシュ弟、ルビオ、クルーズと居並ぶ候補を殆ど問題にならないといわんばかりになぎ倒した。

 

 

それでも評論家達は「トランプのような極端な候補者はより幅広い候補者に支持されなくてはいけない本戦では勝ち目はない」と相変わらず主張していた。しかしながら、トランプは本戦では勝ち目がほとんどないと言っていた評論家達はつい数か月前までトランプは大統領候補に選ばれるわけがないと言っていたのだから「これはひょっとしたらひょっとするぞ」とトランプが夏に共和党候補に選ばれた時点で僕は思っていた(当然トランプを応援したいという気持ちがあったからだが…)

 

 

そして本選の1週間前、ワシントン・ポストが発表した世論調査でついにトランプの支持率が初めてヒラリーを上回った。この数日前にFBIがヒラリーのメール問題の再調査に乗り出したのも当然大きかったのだろうが、この時もニューヨークタイムズワシントンポストの情報をただ鵜呑みにする日本のメディア、有識者は「数値はあてにならない」と言ってヒラリー勝利は揺るがないと言わんばかりだったが、確かに(これは皮肉ではなく)世論調査の数値はあてにならなかった。

 

ニューヨークタイムズは前日の時点でヒラリーが勝利する確率を80%としていたが開票速報が進むとトランプ勝利の確率77%と「修正」ではすまされないほどの「大誤報」をし、アメリカの他のメディア、殆ど全てのメディアがヒラリーが勝つとし、日本のメディアもそれに追随した。

 

だがこれは予測というよりメディアのヒラリーに勝ってほしいという「願望」だったのだ。確かにアメリカのメディアは日本とは違い、いい意味で偏向することを恐れない。自分の社の意見を堂々と表明する。しかし問題は現在アメリカメディアのほとんどをいわるリベラル派が支配していたということだ。

 

そのためトランプ憎しのあまり、動向を読み間違えた。目が曇っていたのだ。今、日本のメディアではアメリカのメディアがここまで予測を外した原因は隠れトランプ(友人にも恋人にもトランプ支持とは言えないがこっそりトランプに投票した人達)の動向を読み切れなかったためだという画一的な報道が目立つがそれは従来の固定電話による世論調査の方法が最早、意味を持たないという以外の意味を持たず、やはりメディアは間違えたというより明らかにミスリードを図ったとみて間違いないだろう。

 

そして正に都市部におけるリベラル一極支配が逆に多くのアメリカ人(特に白人層)の反感(民主党支持者以外の)を呼びトランプ人気に火をつけた側面がある。この層はオバマ政権中に勃興した保守派の「ティーパーティー運動」を支持した層とも重なるだろう。

 

しかしその層だけでは勝てないことは共和党の予備選でトランプより極右といっていいティーパーティー出身のクルーズがトランプに惨敗したことからも明らかである。なぜ共和党支持者はクルーズでなくトランプを選んだのか?

 

それはトランプのキャラクター、力強い演説、ビジネスマンとしての能力と多くの要因があり、一概には言えないが、トランプの支持者がアメリカのリベラルメディアや日本のメディアが言うように極端な人ばかりではないことの証明だ。

 

トランプは共和党を支持する白人層からすると極端な許容できない(もちろん過激ではあるが)候補者ではなかったのである。ここがリベラルメディアのかけるバイアスで見えなくなり終始トランプを極端な候補者としか扱わなかったことがそもそものボタンの掛け違い、読み間違いにつながったと僕はみている。

 

トランプとぶつかっていたのは共和党の上層部であって共和党支持者は終始、トランプを支持していたし、ヒラリーのことが大嫌いだった。本当に割れていたのは民主党支持者の方で予備選でヒラリーに敗れたものの大善戦したサンダースをささえていたのは明らかにヒラリーに象徴される既得権益層(エスタブリッシュメント)への怒りの表明であったにも関わらずそれを共有する候補者であったサンダースは敗れエスタブリッシュメントの権化のようなヒラリーが勝ち、サンダースを支持した若者達の票はヒラリーに入らなかったのではないか。

 

つまり民主党支持者はあまりポジティブに選挙に望めなかった。一方の共和党支持者はエスタブリッシュメントとリベラル派が牛耳るアメリカを取り戻すと意気軒高、選挙に行った。この差は大きい。

 

民主党政権が2期8年、続いていることからも本来、共和党政権が誕生するのは以外ではなかった。しかし、アメリカのリベラル言語空間、それに連なる日本の言語空間にいた僕達(トランプ支持派でトランプが勝つと友人に言っていた僕ですら)は驚いた。結局僕達はアメリカのことを何も知らなかったのだ。それも仕方のないことで僕達の情報源である日本の外交評論家、アメリカ専門家、コメンテーターはNYやLAのエスタブリッシュメントからしか情報を得ていない視野の狭い偏った人達に過ぎなかったからだ。

 

しかも彼らは大統領選の翌日からも自らの誤り、偏りを認めずポピュリストが大衆を扇動したとか社会が分断されたとか訳知り顔で尤もらしく「解説」している。自分達の読みの誤りを大衆のせいにする彼らは日頃、彼ら自身が金科玉条のごとく崇め奉っている民主主義を最も冒涜している。そのご都合主義には辟易する。

 

リベラルとグローバリズムの行き過ぎたアメリカを破壊し本来のアメリカらしいアメリカを取り戻す。それこそがごく平均的なアメリカ白人層の声であり、その声を長い間、民主党も共和党も無視してきた。また都市部に住むインテリ層もだ。彼らはPC(ポリティカルコレクトネス)のもたらす閉鎖感(異なる宗教への配慮からメリークリスマスも言えなくなった)とグローバリズムの拡大で雇用が奪われ格差は広がり続け、移民の増加に疲れ、嫌気がさしていた白人中間層の声に耳をふさぎ、異なる民族(不法移民も含め)をみとめないのは差別主義だとその声を圧殺してきた。トランプだけがその声を拾い上げ、大マスコミのネガティブキャンペーンに屈することなくむしろ「ヘドロをかきだせ」と彼らを攻撃し、戦い続けそして勝利をおさめたことは民主主義の最たる形であるのに自分達の意に沿った結果が出ないと「民主主義の暴走」と決めつける向きが日本どころかアメリカ(NYやLAなどヒラリーが勝った都市で大規模なデモ、一部が暴徒化している)でも存在しているが、その上から目線こそが今回の結果を招いたのだ。

 

最後になるがエスタブリッシュメントの一角を占めるレディーガガ、ビヨンセ、ディカプリオ、アリアナ・グランデボン・ジョヴィを中心とする殆ど全ての著名人は民主党支持者で今回もヒラリー支持を表明した。ガガなど集会に駆けつけて歌まで歌っていたが、そんなポピュリズム(こちらの方がよほどそうだろう)の総動員も切実な民衆の声にはそしてトランプにはかなわなかった。彼ら、また彼らの子供たちは難民や移民と生活するどころか、恐らく触れ合うこともなく(この点トランプもそうなのだが(笑)生涯を終えるのだから彼らの発するメッセージもヒラリーが発するのと同じ綺麗事に過ぎない(僕は綺麗ごとに全く意味がないとは言わないが)。しかしセレブであり、エスタブリッシュメントの一角である彼ら、彼女らがトランプに共鳴しないのも自然ではあるし、もし間違ってトランプ支持を言ったら村八分とまではいかないかもしれないが浮いてしまうことは確実だろうから仕方ない。


彼らが暮らすニューヨークやロサンゼルスは沢山の移民が暮らし、世界の文明の中心地であるがアメリカ合衆国の中の異空間だ。多くのアメリカ人、白人労働者の声を背に受けたった1人でエスタブリッシュメントネオコン、メディアの巨大な敵と戦い勝利をおさめたドナルドトランプ。彼は決して正義のヒーローじゃない。あくまでヒール(悪役)である。しかし偉大なヒーローだ。民主主義のダイナミズムを今回みせてもらった。アメリカの未来に幸あれ。ドナルド・トランプ大統領に幸あれ


Make America great Again(偉大なアメリカを再び)